ケトジェニック中に美味しくカプリル酸を摂取するには(074)
- K
- 2020年8月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2020年8月17日
年に何回か、ケトジェニック食を取り入れる時がある。
普段は、ケトジェニックとは真逆の食生活で、
酵素発芽玄米主食で脂質が少ない食生活。
だいたい全エネルギーの60%は炭水化物から摂るようにしていて、
PFCバランスでいうと、炭水化物60%、タンパク質30%、脂質10%、という感じ。
ただこれを通年で続けることには否定的で、
どこかで連鎖を断ち切る動きはしたほうがいい、と考えているので、
年に何回か、断ち切るためにケトジェニック食を取り入れる。
ケトジェニック食に切り替えている時期は、
全エネルギーの60%は脂質から摂っていて、
炭水化物10%、タンパク質30%、脂質60%、
もしくは、
炭水化物5%にしてタンパク質35%にするときもある。
通年、タンパク質は、炭水化物や脂質をあまり含まない肉類や魚介類から摂るか、
もしくはプラントベースのプロテインからとっている。
本当は植物性タンパク質もプロテインではなく食事で摂りたいところだけど、
植物性タンパク質を含む植物は、
基本的に炭水化物か脂質をかなり含んでしまうので、
計算が面倒だからどうしてもプラントベースプロテインでカバーしてしまう。
ということで通常食(ローファット気味)であろうが、ケトジェニック食であろうが、
タンパク質部分はほぼ変わらない。
変わるのは、
主食が、
酵素発芽玄米 ⇔ カプリル酸
となるだけだ。
さてこの脂質をカプリル酸メインで摂っていくことが、
ケトジェニックの醍醐味でして、
そうなると、摂取する脂質の大半はココナッツオイル等になってくる。
ケトジェニックといえば、
MCTオイルが重要とされる中、
最近では、その中でもさらにカプリル酸(C8)メインのものがちらほら商品として出てきている。

iHerbなどでよく購入しているこれは、
MCTオイルの中の95-99%がカプリル酸と優秀。
問題はこれの利用方法で、
いままでは、よく皆がやっているバターコーヒー的なものにして飲んだりしていたけど、
コーヒーが飲めない自分としては、
しばしばお腹を壊す。
最初、お腹を壊すのはMCTオイルのせいだと思っていたのだけど、
鶏むね肉にMCTオイルをかけて食べるとお腹を壊さないことから、
どうやらコーヒーが原因だなとわかり。
以降は、食材にかけて摂るか、もしくは油をそのまま飲むか、
実のところなかなか楽しめないでいた。
それを最近、見事に解決する方法に行き当たった。
高城剛さんおすすめの方法で、
なんと、
出汁にカプリル酸とバターを入れて飲む、
という画期的な方法。
作って見る前は、正直、相当きついものを想像していて、
合うわけないよなと思っていた。
ところが、
これが作ってみると衝撃的だった。
結論、
出汁にカプリル酸とバターは最高の相性、
ということだ。
まず、
出汁のとり方は人それぞれだけど、
こだわって昆布と鰹節からとるのもあり、
悪いものが入っていない出汁パックからとるのもあり、
なんでもよい。
出汁を300-400mlほどアツアツにしたら、
C8-MAXを15ml、無塩グラスフェッドバターを10g。
これをカップに注ぎ、

こういうハンディな器具で混ぜる。

渦ができるので液体がコップからこぼれないよう注意。
すると、

バターなどがミセル化して、クリーミーな泡立ちになるので、
これで完成だ。
お好みでミネラルを含んだ良い塩を少々入れて飲むと、
これはもう絶品なのです。
無理して飲む、
ではない。
むしろもっと飲みたい。
この味わいを表現できないが、
なんせ、やさしい味で心落ち着く一時になる。
これを1日3回飲む。
プラス、タンパク質にC8-MAXを15mlふりかけて食べる。
鶏むね肉を低温調理して塩コショウしたもの(冷蔵庫で3-4日平気)100-150gにカプリル酸をふると、
なんとも美味しくなるので気に入っている。
これで脂質が足りなければ、
ゆで卵でも食べる。
ケトジェニックに入りにくい人も、
これは試してほしい。
おそらくいつもより早くケトジェニックになるはずだ。