シンガポールの富裕層は桁違い(113)
- K
- 2022年10月25日
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もちろんあらゆる国に桁違いなお金持ちがいる。
でも、シンガポールは国土が狭いところにそういう富裕層が集結している感があり、
身近に感じてしまうのだ。
Wealth-X の The Billionaire Census 2020 レポートによると、
2020年時点で、シンガポールには45人のビリオネアがいて、
これはなんと世界で15位の人数だ。
この小さな小さなシンガポールが人数で15位。
ちなみにその時の1位はもちろんアメリカで、788人だったそうだ。
さて、ビリオネアとまではいかないまでも富裕層はシンガポールに大勢いる。
生活コストが非常に高い国であるから、必然と言える。(とくに子持ちの外国人家族にとっては)
そんなわけなので自分の場合、出会う人、出会う人、皆富裕層ということが多い。
最近、中でも桁外れの資産家と食事をする機会があり、
いま携わっている事業規模のあまりのデカさに、ポカンとしてしまった。
個人でそんな事が可能なのか、と。
例えば、日本である程度やるほうだと思っていたとしても、
例えば、日本で家賃50-60万円のマンションに住んでプチセレブ暮らしをしていたとしても、
シンガポールに来ていろいろな家族付き合いが始まると、
「あれ、もしや自分が底辺なんじゃ。。。」と感じてしまうことがあると聞く。
自分がまだまだすぎることを知ることで、
これは人を成長させる原動力人もなる反面、
高すぎるハードルに凹んでしまうことにもなりかねない。
シンガポールに一番最初に借りる家を視察に来たときは、
コンドミニアムにはプールが付いていて、
トレーニングジムもあるし、テニスコートもあるし、BBQピットもあるし、
もはや成功者のそれじゃないかと思っていたものだが、
それは富裕層ではない人でも多くの人々が皆コンドミニアムを借りているので、
もはや普通のことだ。(外国人の話)
いわゆる富裕層の中には、
なにかの施設かなと思うほど巨大な一戸建てに住んでいたりする人もいる。
見せてもらった個人オフィスの奥の扉を開くとそこに巨大なプライベートバーが存在して、
そこにお宝と言える手に入らない貴重なお酒が大量にあったときは、ただただ立ち尽くすしかなかった。
若い頃はそういうことで圧倒的に原動力になったものだが、
この歳になってくると、
「参りました」という気持ちも出てきちゃうのが不思議だ。
貴重なお酒を開けてもらいながら。
