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久しぶりに香港へ行った話(172)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2024年9月10日
  • 読了時間: 3分

15年以上も前、

まだ大阪に住んでいたとき。

とある海外企業のコンサルを頼まれて、

香港へ毎月飛んでいた時期があった。


香港へ行っては現地企業とミーティング。

そのたびに食事会。

ついでに全然別件で別の軽い頼まれごともこなし、

たまに深センまで足を伸ばして工場にも顔を出す。

そんな生活をしていたので、

香港にも中国にも、銀行口座を開いていたし、

現地の電話番号もキープしていたほど。


どローカルな海鮮鍋レストランや、

カレーヌードルや、焼き小籠包(生煎饅頭)店などなど、

安くて美味い店も熟知していたし、

商談で使うような高級店も熟知していた。


広東語は全然わからなかったので、

現地の通訳さんとも仲良くなってよく手伝ってもらっていた。



そうこうしているうちに、

自分はシンガポールへ移住。

香港は別の仕事依頼でちょくちょく渡航したものの、

徐々に行く機会は減って、

年に数回行く程度になった。



今回、仕事ではなくプライベートな野暮用で、

香港へ行くことになり、

一人で行くのも全くおもしろくないので、

妻を連れて行くことにした。

子どもたちも大きくなってきたので2泊くらいは留守番できるということもあり。



久しぶりに来た香港は、

調べてみると実に6年ぶりだった。

しかも、最後の方に来ていた香港は、

もうミーティング以外ほぼホテルから出なかったりするほどマンネリ化していたので、

街の中を歩き回るのはおそらく10年近くぶりだろう。


妻と懐かしいお店や、新しいお店など、

訪れてみたところ、

驚いたのは、物価が高いことで知られるシンガポールよりも、香港の外食は高く感じたこと。

例えばビール1杯飲むと、シンガポールのオーチャード(ど真ん中)で、高い場所だと、

1パイント18ドル++とかしたりする。

ビール1杯で2,000円超えるとなると、なかなか嫌な金額だと思う。

が、香港ではそれをやや上回っていた。

なんてことない和風っぽい居酒屋レストランで、昼間にビールを2杯飲んで、

会計が6,000円近かったときは、

ここはイビザのクラブかと思った。


昔懐かしの焼き小籠包屋に行ってみた。

店先で頼んで持ち帰るか、もしくは申し訳程度につけられているカウンター風の板の上で立ち食いする店。

まぁずいぶん値段が上がっていたのは当たり前だけど、

ミシュランとか取っててびっくり。

有名になっちゃってた。


香港といえば、家賃が高いことでも有名だ。

シンガポールと同等かそれ以上だと言われている。


こう考えると、家計の面で、香港も非常に住みにくい国になったと言えるだろう。


シンガポールや香港で、

いま子供1人と夫婦の3人暮らしを、普通のコンドミニアムを借りて、

子供をインター校に通わせて生活する場合、

節約しまくるんじゃなく普通に生活をするなら、

年間2,000万円以上、快適に過ごす場合は3,000万円程度かかる、という話を、

Xの投稿で見た。

うちは4人家族で4,000万円程度かかることを考えると、

この投稿はなかなか妥当な線をついてると思う。



こういった収入を得る職業って、

就職する場合、なかなかないよなーと思う。

自分でスモールビジネスをやるほうがハードル低いんじゃないかと思ったり。

その場合、大学へ行かせる意味ってあるのだろうか。

などという考えがよぎってしまうこの頃です。



香港の焼き小籠包(生煎饅頭)店
大好きな焼き小籠包(生煎饅頭)





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自分にも40歳がやってきた。

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