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騒がれるHuawai P30 Proの実力(026)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2019年6月2日
  • 読了時間: 3分

最近ではカメラの能力以外の部分で騒がれがちなHuawai P30 Pro。


メインカメラ(4000万画素、F1.6、27mm相当)

広角カメラ(2000万画素、F2.2、16mm相当)

望遠カメラ(800万画素、F3.4、125mm相当)

のトリプルカメラにAIによる驚異的な写真の自動調整(メインと望遠はデュアル光学式手ブレ補正)。


プラス、深度測定用ToFセンサーでかなり正確なボケを演出できる、

さらにメインカメラはセンサーがRGB配列ではなくRYB配列なため、

光を多く取り入れられるゆえ最大ISO感度409600。


など言われてしまうと、

カメラ好きには手を出さずにはいられない代物。


ここシンガポールでは、日本より早く発売開始されていたため、

4月頭には届いていました。


ちょくちょく使ってみての感想は、

確かにメインで使っていたスマートフォンであるiPhone XS MAXで写真を取る機会が激減した、

ということ。


写真を比べてみると、

iPhone XS MAXで撮ったアイスランドのブルーラグーン

Huawai P30 Proの1倍で撮ったアイスランドのブルーラグーン

Huawai P30 Proの広角で撮ったアイスランドのブルーラグーン

Huawai P30 Proの5倍で撮ったアイスランドのブルーラグーン

Huawai P30 Proの10倍で撮ったアイスランドのブルーラグーン

全て手持ちで撮ったものです。

おわかりの通り、

広角で撮ったときの自動修正というか、

青がすんごい強い。

もうビビッドすぎる。


これは海をとっても、空をとっても、

なんせ、グリーンすぎるしブルーすぎる。

もちろん好みの問題なので、これが好きな人もいると思うけど、

なんか盛りまくった写真に見えてきてしまい、個人的には好きではない。

大きめの建物とかを撮るときにはもちろん重宝していますが、

なんせ、自然との相性が悪い気がする。


あと、5倍10倍にしても、確かに、こういうのを使う用途は稀にあるとおもうけども、

同じく自然との相性が悪いというか、なんか絵の具で塗りつぶしたような作風でして、

とくに森や草など、緑を写した場合には、思っていたのと違う感がかなりあります。


Huawai P30 Proの広角で撮ったアイスランドのハットルグリムス教会

このような巨大な建物を撮るときは広角じゃないとこの角度から全貌を写すことは不可能なので、

重宝します。


一方、

深度測定センサーはiPhoneのそれより良く出来ているようで、

アパーチャーモードという、撮ったあとでフォーカスの位置やボケの具合を調整できるモードで撮ると、

Huawai P30 Proのアパーチャーモードで撮ったレイキャビクのチョルトニン湖周辺の鴨とか鳩とか

一眼のそれにはもちろん敵いませんが、

iPhoneのそれよりはずっと自然でミスも少ないことが実感できます。


その他、夜景の撮影等はどうかというと、

最大ISO感度409600の実感はない、

というのが正直な感想ではあるものの、

もちろんiPhone XS MAXで撮るより遥かに明るい写真が撮れます。

ただし、合成中にカメラを動かしてはいけないため、

三脚があればかなりキレイですが、

手持ちではそこそこの画像しか撮れませんね。


ということで、

世間で絶賛されているHuawai P30 Proのカメラ性能ですが、

発売前のレビューが大絶賛過ぎて期待しすぎた分、期待が外れてしまったのはあるけども、

結論、iPhoneで撮ることはなくなりました。


でもやはりここぞというときは一眼が必要ですね、まだまだ。

思いし荷物になるからもうここ1年ほど海外出張に持っていくことはしていませんが。。。







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自分にも40歳がやってきた。

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