30代もたくさん旅をしたし、40代のこれからもたくさん旅をすると思う(023)
- K

- 2019年5月19日
- 読了時間: 3分
旅はもともと好きだ。
いろいろな統計学を自分に当てはめるのに凝った時期があるけど、
自分のキーワードには"風"が色濃くあって、
どうやら生まれ持って風のように旅をする星廻りらしい。
記憶のある限り親の付添のない初めての海外は、
中学生の頃に親に行かせてもらったオーストラリアへのファームステイ。
馬の世話をしながら過ごしたオーストラリアで既に、
旅の魅力に取り憑かれていたと思う。
バイトして貯めたお金で行ったグランドキャニオンも一生モノの思い出になった。
これがツアーを利用した最後の旅だったと思う。
旅は自由じゃなきゃいけない。
だから、
知らない人と一緒にみんなでスケジュールを合わせなきゃ、
というのは肌に合わない。
朝自由に起きて歩きまわって、好きなものを食べることから始めないと、旅ではないと思う。
だから、
以降、ツアーで飛行機やホテルを取ったことはないし、
現地ツアーもプライベートツアーで自由にカスタムしてくれるもの以外は避けてきた。
一般的な観光地を急いで回るようなことは、大人になってから一度もしていない。
社会へ出てお金に余裕が出来てからは、
20代もいろいろ行ったし、
30代はさらに旅をしたと思う。
もちろん仕事を絡めたフライトも含めてだけど、
本当によく飛んだように思う。
多いときは毎週2回の海外(シンガポールからどこかへ)ということもあった。
いろんな都市やリゾートへ行くに連れ、
残念なことに少々のことでは感動しなくなった。
新しい国へ行ったとしても、
「これはあの都市と似てるな」
「これはあそこと比べるとこうだな」
といった具合で、
手放しの感動とは程遠い、分析のような平たい感情だけを抱くようになってしまった。
多少陽気な程度の街では気分は上がらないし、
多少透き通る程度の海では心は踊らない。
ホテルに関しても、食事に関しても、
そんな具合で、よっぽどのことがないと「うわーーーーw」とならなくなってしまった。
これは大いに損をしているという気持ちになって、
人を誘ってみることを試した。
幸いにも時間的自由を持つ友人が多いので、
ふわっと数日前に声かけてみても、
「あ、じゃあ現地で」
くらいのノリで別の国からやって来る。
別れ際も、
「じゃあまた地球の何処かでね」
がいつもの挨拶になった。
場所がどこであれ友達がいると楽しい。
でもそうなると、もう、場所なんかどうでもよくなって、
旅をする意味すらないようにも思う。
でもやっぱり、旅は好きです。
たいてい突然決めるので、直前にならないとフライト取らないことが多いけど、
それでも新しい場所や、好きな場所へ行く時は、
フライトの日が近づくにつれて、
ワクワクして現地のことをネットで調べたりしていることがある。
その日を楽しみにそれまでの日々を過ごしていることがある。
このあたりで生まれ持っての旅好きという星廻りに妙に納得してしまう。
だから、40代も旅をしようと思う。
フライトが嫌すぎてしばらく飛ぶのをやめようかと思っていた時期もあったけど。
20代の頃に作った行っときたい場所リストは全クリしたし、
30代の頃に作ったリストは南米とアフリカ大陸の項目以外全クリした。
40代はついに南米とアフリカ大陸にも手を出すと思う。
というかアフリカ大陸は既に手を出してしまった。
Trelloのボードには "行っときたい場所リスト(40代編)" が着々と増えていってる。
体験したいことや、食べてみたい料理、受けてみたい医療、なんかも含めて。
感動することが少なくなってきちゃったけど、
それでも、
行きたい場所へ行って、やりたいことをやろうと思う。
風のように旅をしながら40代も過ごせたらと思う。

いままで行った旅のことやこれから行く旅のことも、
そのうち書いていこうと思う。


