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頭おとして内臓とっていきます(046)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2019年11月2日
  • 読了時間: 3分

シンガポールに移住してきて9年半。

もう最初から全くテレビ番組は見ていないし、

日本のテレビが見れるサービスもつないでいない。


日本に住んでいた頃は、見ていなくてもBGMとしてテレビがついていないと寂しい感じがあったけど、

シンガポールに来てからというもの、テレビ番組をみたのはナショナルデーとか大晦日の花火程度だと思う。


とはいえ、テレビという家電自体は重宝していて、

子供が色んな国にいる友だちとFortniteをしていたり、

Netflixを観ていたり、YouTubeを観ていたり。





特に去年あたりからYouTubeをみる機会も増えた。


単純にコンテンツが充実してきた感があって、

一昔前のYouTubeなんて、お笑い番組の録画が小さな画面で流れているだけのものや、

ゲーム実況とか、興味をそそらない企画ものなどがほとんどだった気がするけど、

最近では、教育系のものや知識系のものや、著名人ものなども増えてきて、

なかなか勉強になる動画も多い。


今後、芸能人も本格参入することでYouTubeを見始める人が増えると思われるので、

100万人登録者というのはそう珍しくない存在になるのかもしれない。





大昔、Google Readerというフィードリーダーがあったころ。

それこそまだ日本に住んでいた頃だと思うけど、

いろんな情報系や教育系やビジネス系のブログや記事のフィードを、

Google Readerに登録して、iPhoneアプリで毎日ざーーーっと読み漁るのが、

日々のルーティンのひとつだった。


いまSmartNewsでニュース記事などをざーーーっと読むのと同じように、

当時はGoogle Readerでいろんな情報をとっていて、

スキマ時間にぱぱっと目を通すのが普通の行為だった。





それからTwitterなんかで情報を得ていた時期を経て、

ふと気づいてみると、

去年くらいからYouTubeのチャンネル登録しているチャンネルが増えてきて、

なんか昔Google Readerで読み漁っていたような感覚で、

YouTubeで動画をざーーーっと見漁ってるわけで。


だいたい娯楽以外のチャンネルは1.5倍速から1.75倍速で流し観です。





動画の時代だと言われてすでに何年も経っているけど、

実感として動画の時代が来ちゃってたなと。


アクションカメラにハマり、ドローンにハマり、

個人的に動画をいじったりはしていたものの、

生活にすーーっと動画が溶け込んでいるのを感じたのは去年くらいからな気がします。





で、娯楽系としては、

料理動画が好きなので、

谷やんチャンネルやインドのやばめな料理を紹介してくれるチャンネルなどを

BGMとして流していることが多い中、

例の魚さばきまくるチャンネルは、おすすめに上がってきてはいたものの、

なんとなく見ないままきていた。


が、最近、ちらっと見てしまい、そうなるともう止まらなくなるのがYouTubeの秀逸なところ。

おびただしい数の動画がアップされている「きまぐれクック」を、

3日に渡って寝る前の就寝用動画として流し見してしまったところ、

おぞましく残酷な夢をみて寝汗をかきました。




「では頭おとして内臓とっていきます」




このおぞましいフレーズは、日常ではあまり聞かない言葉。

でもお魚をさばくときには毎回必ず聞く言葉。


夢で自分が魚ではない何かの頭をおとして内臓をとっていて、

すごく目覚めの悪い朝。


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シンガポールの水平線はタンカーでぎっしり。






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自分にも40歳がやってきた。

We don’t stop playing because we grow old;

we grow old because we stop playing.

​​何かを始めるには良い歳だ。

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