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シンガポールからマレーシアに移住することは現実的かどうか(114)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2022年12月2日
  • 読了時間: 3分

久しぶりにマレーシアのクアラルンプールに行ってきた。

といっても国内移動レベルの距離だし、日帰りだ。


Covid-19以前はちょくちょく行ってたものの、実に久しぶりで、

開発中だった物件とかが出来上がったりしていてなかなか新鮮だ。


今回はMM2Hというビザの更新申請の準備に行ったのだが、

MM2Hのビザも新規発行は条件が厳しくなっている。


従来は50歳未満がRM30万の定期預金でよかったのが、

今はRM100万の定期預金が必要となっている。

これはSGDでいうと30万ドル以上になるので、なかなかに大きな金額だ。


しかもマレーシア国内に年間90日以上滞在できることが新たな条件として加わっているのだから、

これは定住する気がない日本人にとって厳しいハードルだろう。


すでに取得済みの我々は、

この新条件は適応されないため、

今まで通り1,000万円いかない程度の定期預金でいいし、

年間マレーシアに滞在しなければならない日数はゼロ日だ。

実にありがたい。

ここからわかることは、ビザは取れるうちに取っておけということだ。

インドネシアもセカンドホーム的なビザを発表したが、

これも必ず将来厳しくなることだろう。

老後をバリ島でゆったり暮らしたい人は、取れるうちに取っておく方がいい。




それはさておき、

シンガポールは生活費が高い都市世界一位という記録を取ってしまった。

同率1位がシンガポール、ニューヨークで、

その後にテルアビブ、香港、ロサンゼルスと続く。

実に世界で一番お金がかかる国で、外国人として家族で住んでいるという状況になってしまった。

これは文字通り世界で一番生活費がかかる構成だ。


そんな世界一のシンガポールのすぐお隣のマレーシアは、

不動産価格でいうとシンガポールの5分の1程度

住むコストが圧倒的に安い。

MM2Hの更新申請を手伝っていただいた現地の日本人女性(旦那はマレーシア人)と、

家賃等の話になって、あまりの違いにお互いが驚いたものだ。

わかってはいるものの、実際に生活している人に聞くとやはりびっくりするものだ。


そういう話を聞いていて、

あぁ、マレーシアに引っ越してみるのもいいなぁ、

という考えが浮かばないでもない。


でもやはり結論、シンガポールにいよう、となってしまう。

その理由の大きい部分は、治安の良さ

マレーシアも昔に比べりゃずいぶん治安が良くなってきてはいるそうだが、

子供がひとりで移動することについては、やはり危険が伴うそうだ。

基本的には車で送り迎えとのこと。


シンガポールでは、基本的にひとりで電車に乗りバスに乗り移動している子供が多い。

うちの子供ももれなく、ひとりでどこでもいくし、

子供同士であちこち移動して遊びまくっている。

夜9時まで帰ってこないなんてこともざらにある。

治安が良すぎるのでそういう部分で心配をする必要がない。

もちろん全く危険がないというわけではないけども、それは、

不良少年少女がドラッグにハマっていく、とかいう危険が稀にある感じの方向で、

人殺しにあうとか、さらわれるとか、そういう方向の危険は非常に非常に少ないと思う。


これは親として意外にもシンガポールに住む大きな大きな利点だ。


ということで、やはりシンガポールに住み続けることになるわけだ。


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シンガポールに来たばかりの頃、この抜けるような青い空が大好きだと感じたことを鮮明に覚えている








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