シンガポールの郵便事情(028)
- K
- 2019年6月12日
- 読了時間: 3分
シンガポールはその他ASEAN諸国と比べると、
なにかと「ちゃんとした」国という印象が強いと思います。
実際、非常にちゃんとしていて、
素敵な国だなと思う部分はたくさんあります。
ただ日本に住んでいる友達と話をしているとき、
意外と驚かれるのはシンガポールの郵便事情。
それもシンガポールの郵便局であるSingapore Postの悪評はかなりのもの。
長く住んでる人は大抵、「あぁー、あるよねー」となるお話です。
もちろん住んでいるコンドミニアムやエリアによって差はありますが、
いい加減な配達員担当のエリアに住んでしまった場合はかなりストレスがたまります。
以前住んでいたコンドミニアムでは、割とちゃんと届くエリアだったのか、
きちんとした性格の配達員だったのか、
8割程度は問題なく届いたものでした。
しかし、引っ越して今住んでいるコンドミニアムではもう、
海外から配送されてくる荷物がきちんと届くことは奇跡です。
とにかく、まず、配達に来ない。
普通、配達に来て、インターフォン鳴らして、不在なら不在票を入れて、
もしくは宅配ロッカーがあるコンドミニアムなら宅配ロッカーに入れる、
という流れなのですが、
まず配達に来た形跡がないのです。
もちろんインターフォンなど鳴りません。
インターフォンの故障を疑って何度もテストしたくらい。
配達にも来ず、不在通知すら入らず、後ほど不在通知を郵送してくるわけでもなく、
こちらがトラッキング番号でチェックしていなかったら、
永遠に届かないことになります。
そして毎回、こちらが郵便局へ荷物を取りに行くという羽目になっていまして、
もう完全に配達員の確信犯でしょう。
ちなみに、宅配ロッカーはあるので、DHLやその他の配送業者はそれを使ってくれます。
Singapore Post(Singpost)が配達する荷物だけが届きません。
あまりにも毎回のことなので、
Singpostに「配達員が誰なのか教えてほしい」というも、
「教えられない」で終了。
クレームを何度も出すも、
後々に「我々の対応を評価して下さい」という的はずれな定形メールがくるだけで、
なにも解決せず。
過去の届かなかった荷物をたくさん書いてスペシャルケースとしてクレームを受け付けてもらっても、
「先ほど電話しましたが出ませんでしたね、このケースはクローズします」
という定形メールが来て終了。
もちろん、電話など全く鳴ってません。
つ、つよすぎる。。。
警察と友達の友人に警察に相談手伝ってもらうも、
紛失なら助けられるが、荷物が見つかったのなら助けられない、とのこと。
まぁ、そりゃそうだけども。
ちなみにSingpost関連の苦情はめちゃくちゃ多いそうです。
こんな調子で、毎回、Webで荷物を追跡し、
「不在だったので郵便局へ持ち帰りました」の表示をみては電話をし、
「いついつまでにここに取りに来て下さい」の表示の場合はわざわざこちらから取りに行き、
「Senderに送り返す手続き中」という表示があれば鬼電して送り返さないよう指示し、
都度Singpostに「ずっと家にいたのに不在はおかしい」とクレームする。
そんな毎日です。
転送コムを多用している身としては、結構なストレスでして。
これ、自分が国外発注したものとか、自分が日本の転送コムから送ったものなら、
まだトラッキング番号でなんとか追跡可能ですが、
誰かが勝手に送ってくれたものとか、トラッキングもないし、
追跡のしようがないんですね。
というわけで、
お金が多めにかかったとしてもDHLで送ってほしいと、
事前に言える場合は徹底して言うようにしているわけで。
DHLは概ね届きます。
