「お酒」をやめたこと(001)
- K

- 2019年1月21日
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40歳の誕生日を境に、お酒をやめまして。
お酒を飲み始めた頃に決めていたことが2つありました。
ひとつは、毎日飲むということ。
もうひとつは、40歳からは飲まないということ。
流されやすい部分があって、
お酒を飲み始めた頃、50代くらいの人に、
「昔、毎日飲むと決めたんだ、それから欠かさず飲んでいる」
などと言われ、その場ですかさず流される。
以来、骨を折ったりして入院しているとき以外は努めてせっせと飲んできたけれど、
そのとき同時に「40歳からはお酒を飲まない」ことにしようと決定。

理由はいくつかあるけれど、ひとつはこれ。
20年も毎日同じことしたら飽きる
同じ毎日が繰り返されるということが苦手なゆえに企業勤めがままならなかった自分にしては、
むしろよく20年間も毎日同じことを繰り返せたものだと感心するレベルです。
きっと20年も飲み続けたら流石に飽きるだろうという予測はやはり的中で、
実のところ40歳になる数年前からいつでもやめれる心は育っていました。
色々な場所で、色々なシチュエーションで、色々なタイプの人と飲んできて、
やり残した飲み方ももうないだろう、
さぁ、満を持してやめてみよう! といった感じでして、
すっぱりとやめられた理由はこれに尽きます。
断酒は達成感とともに。
そして、
健康であることに対する執着心
実際40歳になってみると20代と何ら変わりない、とまではいかないけど、
大した実感もない。
が、当時は40歳といえばもう立派に年寄りだと思っていたもので、
20年間毎日飲んだあたりで身を引くのが健康上の潮時だと考えたのでしょう。
お酒以外でも似たような決めごとを作っていた自分は、
35歳で外食をやめました。
その話はまた書くとして、それ以降、健康を追求するようになり、
書物を読み漁るとともに、自分の体を知るためにいろいろな検査実施。
するといろいろな部分に悪い部分が見えた中でも驚いたのが、
腸内フローラ。
なんと善玉菌代表とも言える乳酸菌が「一匹も見当たりません」とのこと。
アルコール漬けの体がそうさせているのか他に原因があるのか、
それはこの際どっちでもよくて、
乳酸菌を腸内に定着させるためには、お酒を飲む生活を一旦やめる必要がありました。
もうその頃からは、
お酒をやめる40歳が待ち遠しく感じるほど、早く菌活したくてしたくて。
さぁ、菌活しよう!といった感じでして、
すっぱりとやめられたわけです。
断酒は危機感とともに。
あとは、
飲んでいた時間を他のことに使えば何でも出来る
20年間お酒を飲んでいた時間の合計は、まぁまぁすごい。
1日4時間飲んでいたとすると、365日でいうと60日間に相当する。
1年のうちの実に2ヶ月間はお酒を飲んでいるだけだったということになる。
お酒をやめることで1年で2ヶ月分人生が増えたようなもの。
さぁ、あれを始めてみよう、これを始めてみよう!といった感じでして、
もう後戻りできません。
断酒は期待感とともに。


