ケトジェニック食とか(038)
- K

- 2019年8月24日
- 読了時間: 4分
日本は空前の筋肉ブームだとのことで、
筋肉YouTuberがおすすめ動画に上がってくることも多くなってきていまして。
見ていると、ボディービルダーやフィジーカーの方々が、
大会前にケトジェニックダイエットで脂肪を削り切る動画がやけに目立ちます。
ぼく自身がケトジェニック食を知ったのは、
そんなに昔ではなく、2015年。
「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」という本が出たばかりのときに、
脂肪を食べて痩せるというこの本の内容に衝撃をうけたのを覚えています。
すぐに試してしまう自分としては、
もちろんバターコーヒーを飲むことからスタート。
当時はまだMCTオイルがシンガポールで入手困難でして、
コーヒーもBrain Octane Oilも個人輸入までして入手し、
グラスフェッドバターを溶かして毎朝飲んだものでした。
もともとコーヒーが苦くて飲めないので、
どうしたものかと思っていたものの、バターをミセル化することで、
なんともマイルドな飲み物に。
しかし、これの難点は、
空っぽの胃にコーヒーとMCTオイルをぶち込むという荒業ゆえ、
ほぼ確実に腹痛からの下痢。
体質にあっていないことは明白ながら、
1ヶ月ほど続けましたが、日常生活のリズムに支障をきたすため、断念したのでした。
そこから数年の月日が過ぎ、
ケトジェニック食というものも、随分メジャーになってきて、
正しいケトジェニックのやり方もかんたんにWebで見つけれる時代になりました。
そこで、
試しに2週間だけケトジェニック食を徹底してみようか
という好奇心が湧きまして、
8月初旬に健康診断を受けた直後にスタートしてみました。

今ではシンガポールのオーガニック系スーパーでもかんたんにMCTオイルが手に入るのですが、
iHerbにてお気に入りのブランドのMCTオイルを発注。
バターコーヒーは体質に合わないことは理解しているので、飲まない。
今回2週間のケトジェニック食で決めたルールは、
・総摂取カロリーの60%以上を脂質で摂ること
・総摂取カロリーの30%以上は必ずタンパク質から摂取すること
・糖質は極力ゼロ、できれば5%以下におさえること
・摂取する脂質のうち、MCTオイルから30ml以上の脂質を摂ること
・総摂取カロリーは基礎代謝×1.3倍以内におさえること
・極力食事は5回以上に分けて摂ること
油をガンガンに摂るので、空腹感の辛さは全くありませんが、
逆に、これだけの量の油を食べることの大変さは想像以上。
肉は極力脂身の多い牛肉か豚肉。
鶏肉食べたいときは、もも肉にするか、皮付きの胸肉。
それでも油が足りないので、
料理するときに、ギー(バターを煮詰めて純粋な油にしたもの)を大量に使ったり、
ゆで卵を5個食べたり。
味付けは基本的に塩。もしくはその他スパイス。
醤油をつけたいけど糖質を含むので極力使わない。
それでも足りないので、
ブラジルナッツかクルミを食べたり、95%カカオのチョコレートを食べたり。
お腹にずしんとくる重さ。
なのにまだまだ食べなきゃいけないという。
まぁ脂質を摂るための食材にこれだけのバリエーションがあるので、
そこまで精神的苦痛はありません。
むしろステーキ美味いし、ナッツも美味しい、チョコも大好き。
それプラス、ケトジェニックにすっと入るために、

近所のサプリ屋さんで買ってきたBHB。
これはケトン体そのものなので、体がケトジェニックになるのを助けてくれる。
ような気がする。
実験の結果、
最初の数日間、なんともいえない身体のだるさが襲ってきたものの、
慣れればなんてことはない。
糖質が切れるため筋肉がしぼんで細くなったような気がするけど、
筋肉自体はあまり減らず、するすると脂肪が落ちていく感じ。
腹筋のカットが日に日に深くなっていく。
おぉ、これはなんと楽なダイエット。
たった2週間だけの実験だったので、
体重の変化は大したことがなかったものの、
見た目が大いに変化します。
これは四半期に一度くらい、取り入れてもいいかも。
今回は2週間後に東京出張が控えていたので、
そこで絶対会食で糖質(炭水化物)を摂ることになるので区切りましたが、
実際1ヶ月位やるといいかも。
MCTオイルはやはり体質に合わないようで、
5回に一回はお腹下しましたが。


