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グローバリゼーションの終焉なのか(057)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2020年3月17日
  • 読了時間: 3分

更新日:2020年3月22日


行き過ぎたグローバル化の揺り戻しが起き、

外向きの力が内を向きだすということは、

もう数年前から言われてきていたけど、

こういう形でやってくるとは思っていたのと違う。


今年はイギリスもEU離脱しちゃったし、

オリンピックイヤーだし、

その後にはアメリカ大統領選挙だし、


これまた数年前から言われていた、そろそろ金融のクラッシュが来るべき、という話も、

もう今年起きるにはぴったりかもね、などとVIX仕込み始める人が周りにちらほらいた。





これらが新型コロナウイルスで始まっちゃったかもしれない感。





今日(3月16日現在)からシンガポールでは、

日本・ASEAN諸国・スイス・英国への過去14日以内の渡航歴を持つ全ての旅行者は、

シンガポール帰国日から14日間の自宅待機/外出禁止措置となった。


これには、市民・永住者・長期滞在ビザ保持者・短期滞在者が含まれ、

この期間の居所(自宅/ホテル等)を提示する必要がある。


これで以前から入国制限が敷かれていた国を含めると、

中国、韓国、イラン、イタリア、ドイツ、スペイン、ドイツ、

アセアン諸国、日本、英国、スイスからの入国が制限となった。


シンガポールのパス保持者はこれらの国からの入国に対し、

シンガポール入国の前に事前に労働省から承認を得る必要がある。

自宅を待機場所にする場合、Landownerの承諾が必要だとかで、

これは安安と渡航できない。





不要の外出禁止令が出たスペインの友達からは、

人っ子一人いないバルセロナの街の写真や、

空っぽの棚がひたすら続くスーパーマーケットの写真が来た。


アメリカの友達からも同様に、

全く同じような写真が送られてきた。





ニュージーランドやオーストラリアは、

イスラエルと同じようなほぼ全世界からの入国制限(14日間の自主隔離)が始まった。

ニュージーランドの友達と、まだまだこれは始まりに過ぎないかも、とか話しをしたり、

オーストラリアの友達と、先週一緒にスイス行かなくてよかったー、など話をしたり。





国内移動すら封鎖されてしまったフィリピンの友達からは、

他国よりフィリピンはいつも少しやりすぎる感じがある、とか話したり。





とにかく今週から本格的な鎖国が各国で始まっちゃった感が否めない。





シンガポールは子どもたちが元気に登校しているし、

飲食店なども通常営業なところが多い。

まだ他国よりは随分ましだと言えるかも。


外食も普通に出来るシンガポールでは、

外出禁止の国や全世界からの入国制限の国と比べれば、

まだストレス値は低いものの、

しばらくの間は、いや、いつまで続くのか予測不可能な間は、

主要な出張先にはほぼ行けなくなった。


いろいろ計画してたことがあったので、まいったなーという気持ちが正直なところ。

まぁ、そう言っても仕方ないので、

こういうときじゃないと片付かないこととかを、片付けようと思う。





メキシコ国境に壁作るって当選したトランプさんじゃないけども。


実際に見えない壁が各国に出来ちゃって、

国境を超えられなくなっているのが今時点。


誰かの計画だったとか、後で判明したりするのか謎のままなのか。





しばらく内需で経済回していくことになるのかなー。

グローバリゼーションの終焉とか大袈裟な感じになるんだろうか。


個人的にはなんかウイルスなだけだとすると騒ぎ過ぎな感じがするし、

そこがモヤっとしてすっきりしない。


テレワークが一般化するのはありがたいけど。


早く収束しますように。


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エスプラネード





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