Tシャツをフルオーダーする(060)
- K

- 2020年4月8日
- 読了時間: 3分
水泳選手というのは、胸板が厚い。
筋トレ目線でいうと、有酸素運動な水泳で、
胸筋がムキムキになるというのは理屈に合わない。
でも水泳を子供の頃からやっていると、
肩幅が広かったり、胸板が厚かったり、
いわゆる水泳体型になる。
肺が鍛えられて、胸板が分厚くなる説もあるが、ほんとのところは知らない。
ただ、子供の頃から水泳をやっていたので、
特に筋トレはしていなかったけど、
普通の人よりは肩幅が広く胸板が厚い、いわゆる水泳体型で生きてきた。
その中でいつもしっくりこないことは、
洋服のサイズ感問題。
例えばセットアップなどはもう、
上下でサイズが同じの場合、上が入らないか下がブカブカか、
その両方か、なんにせよ既製品に自分の身体がフィットしていかない。
スーツを着て仕事をしていた頃は、
スーツをフルオーダーする余裕などなかったので、
常にスーツの上は腰回りがダボダボのものを着るしかなかった。
いまではフルオーダーすれば解決できるだろうけど、
スーツは年に1度くらいしか着る機会がない。
この問題は、最近、筋トレしている人向けのスーツが発売されてきて、
解決に向かっている。
この件はまたいずれ書こうと思う。
Tシャツも同じく、
伸縮素材1択で、筋トレを極めてきた人たちがUNDER ARMOURを着ているのには、
伸縮しないと肩がごつすぎて入らない、以外にも、
肩や胸が入るサイズのコットンTシャツを着たらそれはもうXXLとかで、
腰回りのダボダボ感が凄まじいことになるからだと思う。
極みにいる人々から比べれば、
恥ずかしいレベルの肩幅と胸板ではあるが、
それは水泳体型の自分もいつも感じていたこと。
なんとかもう少し、コチラ寄りなものは手に入らないだろうか。
などと思っていると近頃のFacebookやInstagramはエスパー並みなので、
そういう広告をアップしてくるわけで。
で、まずは、Father Sons というアパレルブランドがあがってきた。
普段はこのような広告に見向きもしないとこだけど、
HPを訪れると、そこは極みの人々しかモデルになっていない、
ムキムキのためのサイト。
これはさすがに、と思いながらも、
試しにポチポチしてみると、1週間ほどでイギリスから家に届いた。
Tシャツを着てみると肩幅と胸がちょうどで、腰回りも非常にすっきり。
これは素晴らしい。
が、イギリス人のスタイルが良すぎるため、
自分には、丈が長すぎて、お尻までの長さ。
完璧だったのは、ドレスシャツ。
スーツの下に着る襟付きの白シャツも、ムキムキ使用となっていて、
伸縮素材なので腰回りがめちゃくちゃすっきり。
もうシャツはここ以外では買わない、と思ったほど。
それからしばらく、
お尻までの長さはさすがに嫌なので、
やはり欧米用となると難しいなと思っていたところ、
Instagramで今度は、Son of a Tailor というアパレルブランドがあがってきた。
普段ならこのような広告に見向きもしないとこだけども、
HPを訪れると、なんとフルオーダー。
カスタムオーダーももちろん可能だけど、細かく数字を入れてフルオーダーまで可能だと。
言われるがままにポチポチしてたら、
なんと待つこと1週間で縫い上がった世界に1枚のTシャツがデンマークから家に届いた。
着てみると、もちろん文句のつけようがないフィット感。
なんせ自分の身体のサイズを数値入力しているとおりに裁断して縫っているわけなので。

スエット生地などは、丈夫過ぎてそこまで伸びないので、
ウエストを少しゆとりのある数字に入力しておかないと、
ひとりで脱げないほどストイックなTシャツになります。
この会社のすごいところは、
1枚からのフルオーダーにもかかわらず、
値段がお求めやすいこと。
あとはなんと言っても早い。
デンマークからシンガポールまで、
ポチってから届くまで7-8日程度。
元々はクラウドファンディング等やっていたみたい。
ということで、まんまと広告に載せられたものの、
今の所非常に満足で、着心地の良いTシャツが手に入り、
もう白Tシャツなんかはここでしか買わない、でいいんじゃないかと思ってしまっている。


