どんな人でも、絶対に勝つことが出来る相手とは(090)
- K

- 2021年2月25日
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世の中には優秀な人がいっぱいいる。
「勝てそうもないな」と思ってしまう相手がいっぱいだ。
いままでそういう相手にいっぱい負けてきたかもしれない。
でも問題ないし凹む必要もない。
なぜならいつでも必ず勝てる相手がいて、しかも勝つたびにレベルアップできる、
という美味しい話があるからだ。
その相手は「昨日の自分」。
今日の自分の相手は昨日の自分だ。
昨日の自分に勝つこと。
今日の自分がやることはそれだけでもいい。
筋トレなんかまさにそれだと思う。
何のためにやってるんですか?
と言われれば、昨日の自分に勝つため、それだけだ。
昨日よりも強い自分になる。
昨日よりもムキムキの自分になる。
自分よりムキムキの人なんて山程いるし、しかも相手は自分より遥かに若い。
その人もその若さで頑張るわけで、ハッキリ言って勝ち目はない。
でも、大丈夫。
昨日の自分には勝てる。
武井壮さんの「一日に一時間は必ず自分の知らないことを知る時間を作っている」という言葉が好きだ。
昨日の自分に勝つためには一番手っ取り早い考え方だ。
それだけで昨日の自分よりすごい自分になれるわけだから。
なんせ、1点取れば勝ちのゲームだから、絶対に誰にでも勝てるゲームだ。
今日の自分は、今日起きた瞬間からすでに昨日の自分と同点なのだから。
もちろん、この歳になってくると、
今日の自分が老化によって昨日の自分より衰えている可能性も否めない。
でもそれも大丈夫だ。
いつものように偉い人がそう遠くない未来に解決してくれる。
寿命脱出速度という言葉がある。
Longevity Escape Velocity (LEV)といって、
自分の好きな分野なのでいずれまた詳しく自分の考えを書きたいが、
簡単に言うと人間が1年歳を重ねる間に、技術の進歩が人間の寿命を1年以上伸ばせる、ということだ。
ということは、昨日の自分より今日の自分が衰えていることはなくなるわけだ。
なので、やはり絶対勝てる。
昨日の自分には。
まわりの優秀な人に勝てそうもないな、と思っても、
しょぼい自分に凹むことはない。
だったらひとまず今日のところは、昨日の自分にだけ勝っておけばいい。
それだけで今日の自分は少なくとも昨日の自分よりレベルアップしているのだから。
これは社会に出て、うまく行かないことが続いて凹んだときに、
なにかの本で読んで以来、ずっと自分の意識のどこかにある。
これを励みに、
ビジネスの全盛期(たぶん35-39歳)を超えてしまった40代は、
今日も粛々と我のレベルアップに精を出す。



