【2023年】シンガポールでパスポートの更新(126)
- K

- 2023年2月20日
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シンガポールでパスポートの更新手続きをするのは2回目だ。
1回目は出張しすぎてパスポートのページがなくなってページの増量をしたにもかかわらず、
また足りなくなって、10年の有効期限があるのに5年で更新した。
パスポートにスタンプ押すのが全盛期の時代。
しかもミャンマーやらカンボジアやらに行くたびに、
パスポートの1ページを丸々覆い隠すビザシールを貼られていた時代。
もういい加減スタンプ押すシステム廃止にしてくれないかと、
真剣に思っていた10年前。
いまとなってはスタンプ押さないで済む国も増え、
さらには、コロナ禍の影響で出張しなくなったのもあり、
今度はパスポートの有効期限を最後まで使い切ることが出来た。
さて、有効期限が切れるということで、シンガポールで2回目となるパスポート更新。
在シンガポール日本大使館のHPからオンライン予約。
当日大使館に行ってパスポートを提出して、5営業日後に受け取りに行くシステム。
受け取り時には200ドルの現金を持って行くことを忘れずに。
あくまでも現金だ。
ついでに在留届にあるパスポート番号も新しいものに更新しておくと良いと思う。
これで難なく新しいパスポートが手に入るのだが、
面倒なのはこの後だ。
もうパスポート番号って一生変わらないようにしてくれればいいのに、と思ってしまうが、
毎回変わってしまう。
変わってしまうことで、パスポートを登録してあるサービスは全て、
新しい番号に変更していく必要がある。
番号が変わるのであれば、
これは更新というか、新規取得なのでは。。。
さておき、
まず第一に重要なのは、
シンガポールの永住権等に紐づいてあるパスポート番号の更新。
上記ICAのサイトから、手続き。
これをやっておかないと、海外出張時などでシンガポール・チャンギ国際空港のイミグレで、
自動ゲートを通れないはず。
たぶん、人がいるブースに行けば、この更新手続きもやってくれそうな気はするが、
オンラインで簡単にできるので自分でやっておくに越したことはない。
あとは銀行関係。
銀行は、シンガポールのID(永住権等)で登録していてパスポートの登録していない、
という人は特に行く必要はないかもしれないが、
昔に口座開設していた人は大抵パスポートでの登録になっているはずだ。
パスポートを更新したと伝えると、新しいパスポートを登録するか、シンガポールのIDで登録するか、
聞かれるので、シンガポールのIDで登録しておくのがいいだろう。
シンガポール国内はこれでいいが、
面倒なのは海外の口座だ。
海外口座はパスポートで登録している場合がほとんどなので、
これも更新しなければならない、が、現地にいかなければならない事が多い。
これは非常に面倒なので、まぁ行く機会があればそのときに更新すればいいか、と思っている。
最近の比較的新しいチャレンジャーバンクなどは、
ご丁寧にパスポートの期限が切れるから更新したら教えてね、と通知が来る。
通知が来たらそれに従い、アプリ上でパスポートを写真で撮ってをアップロード、
アプリ上で顔を写して右向いて左向いて、みたいなことをやって完了。
その他、証券口座や保険などの金融サービスしかり、
エアラインのサイトしかり、
ホテル系のサイトしかり、
パスポートが登録してあるものは、更新の必要あり。
そして、最も面倒くさいと感じていることは、
他の国で永住権などを持っている場合だ。
このケースは、国によってはその国におもむき、
移民局で手続きをする場合が出てくる。
移民局というものはどの国もすべからく時間がかかるもの。
予備日も入れて数日滞在、ということになりかねない。
面倒で仕方がないが、10年に一度のイベントだと思うと、
そのくらいは我慢するべきなのだろう。
10年後にはこの煩雑な手続きが全て電子化されて、
自動化されていることを願う。



