得体の知れないウイルスに定期的にやられて困る(133)
- K

- 2023年3月23日
- 読了時間: 5分
30歳も後半になる頃から健康に関して勉強するようになり、
食生活、睡眠、運動、と世に言われる身体によいことはすべて改善し、
はっきりいって実に免疫の高い健康的な人生を送ってきた。
最後に風邪を引いたのなんてもう何年前よ、みたいな感じだった。
コロナ禍以前までは。
ほんと5年も6年も、熱なんて出ないし、咳も出ないし、
ミャンマーに出張し続けたおかげで世界最強の免疫を手に入れたんだ、
などと真面目に医者に言われるほどにウイルスなどに負けない身体だった。
2020年までは。
以前も書いたように、
2020年初頭、まだ世間がコロナって?くらいの時期に、
変異する前の超オリジナルのコロナに罹ったと思っている。
罹った場所からしても間違いないだろう。
そのときは、本当に何年ぶりという身体の異変で、
死ぬんじゃないかと思うほど辛く、しかも長引いた。
それからコロナだコロナだわっしょが始まって、
ワクチンわっしょいも始まって、
例に漏れず3度のワクチン接種もした。
いまや世間はコロナは過去のものであり、
元通りになった。
はずだけど。
なんかほんと身体がおかしい。
あんなに風邪とは無縁だった自分が、
実に最初のコロナ以降、3ヶ月から半年に1回位のペースで、
わけわからない症状で数日寝込む事象が起きている。
初期症状は大抵熱。
ただし熱は長引かないコツを知っているので、
「きたなー」と思ってから対処して一晩あればだいたい下げられる。
その後、喉と胃腸にくる。
ただ、喉は以前にも書いたように、もう無敵のニンジョムを知ってしまったので、
以来、悪化する前に無症状に出来るようになっている。
問題は胃腸だ。
この得体の知れないウイルスの実に困るところは、
何を食べても飲んでも、消化してくれないところだ。
水を飲んだだけで胃の膨満感とともに、お尻から水が出る。
水なのだからせめて前から出てほしいが、
完全に後ろから出る。
胃の膨満感により食欲もゼロになる。
実にこれが3-4日続くのだ。
このウイルスはなんだろうか。
これが自分だけならあれだが、周りに割りと同じ症状の人がいる。
コロナにかかったことで、なんか免疫が強烈に弱くなったままなのか?
ワクチンの副作用的なことなのか?
さっぱり理由がわからないが、
なんせ、コロナに罹ってから始まっている。
30歳後半から免疫最強になった自分よりも、
生まれつき遥かに強い人が近くにいる。
生まれてから一度もインフルエンザにかかったことすらない妻だ。
インフルエンザワクチンなどもちろん打ったことがない。
妊娠のときと二日酔いのとき以外で体の不調を聞いたことがない。
そんな妻も、
実にこの得体の知れないウイルスの餌食になっているから驚きだ。
自分とは全く別の時期に発症するので、家族での伝染し合いがないことは明らかだが、
ペースは同じく3ヶ月から半年に1度くらいのペースで何も食べれず激やせしている。
むろんリバウンドもしているので、プラマイゼロだ。
熱
喉
胃腸
対処法があるものについて。
熱については非常に単純だ。
ありったけのヒートテックを着込み汗をかく準備万端にした状態で、
熱冷まし(なんでもよい)を1回分飲んで寝る。
寝転んでいるとしばらくすると恐ろしいほどの発汗に見舞われるはずだ。
ここで我慢してなるべく汗をかく。
寝ながら腰を振ってより一層発汗しても良い。
1時間位発汗してから風呂もしくはシャワー。
これでたいてい熱は下がる。
喉については以前のニンジョムの記事に書いたように、
本当にこれは驚くほど効くのでこれを大さじ1杯、1日3回舐めれば、
まず悪化することはない。
知らないと損をするレベルの常備漢方だ。
目下解決策がないものが胃腸だ。
胃に何かが流れ込んだだけで胃が苦しいし、
スイッチが入ったが如く、お尻から水が出る。
自分の身体のことなのに、システムがわからなくて困る。
下痢止めが良くないことはわかる。
ウイルスだとしたら出し切った方がいいから。
胃腸薬を飲めば、という意見もわかる。
だが胃腸薬を飲むことは胃に何かを流し込むことになるので、
上記のスイッチが入る。
今回は、
日曜日に発症し、
日曜日の夜に発熱。
熱は上記の通り対処し、翌朝には問題なし。
月曜日に少し喉に違和感を覚えたので早め早めのニンジョムでクリア。
もうこの頃には一切の食べ物飲み物を受け付けていないので、
ニンジョムですらスイッチになっていたものの。
さすがに脱水症状になるので、
Jigsaw Health社のElectrolyte Supremeを水に溶かして、
ビタミンとミネラル系のサプリと一緒に飲む。
もちろん、すぐにお尻から水が出るが、
これは水だけを飲んでも出るので、もう諦めながら飲む。
これくらいしか出来ることがないまま、
月曜日、火曜日、水曜日と過ごした。
水曜日には胃の膨満感はなくなり、腸のあたりの鈍い痛みのようなものもなくなってはいた。
そして今日、木曜日、ようやく普通に食事をしても大丈夫なところまで回復した。
水曜日など、もはや立ち上がるとふらつくレベルでガス欠になっていた。
これ以上続いたら点滴を打ちに行ってた可能性がある。
ちなみに、毎回胃腸にくるとは限らない。
発熱だけで終わることもある。
だがしかし、コロナ以前は発熱すらしなかったのだ。何年も。
なんなんだろう、これは。
いまより歳を取っていくのに、こんな定期的に発熱するなんて絶対嫌だ。
早くシンギュラリティ的なことで病気なんてこの世から消えてしまう未来を期待している。



