top of page

カラフル(047)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2019年12月3日
  • 読了時間: 2分

とあるオーストラリア人Youtuberが、19歳のとき初めて関西に来たとき、

空からみた関西も、歩いてみた関西も、その印象は、


「グレーだと思った。」


と話しているのを見て、中学生の時のファームステイを思い出した。





中学生の時、学校の休みを利用して、

オーストラリアへファームステイさせてもらったことがあって。


記憶のある限りでは初めての海外で、

随分興奮していたことを覚えている。


オーストラリアのどこだったか忘れたけど、空港に到着する直前、

初めての海外の印象は、


「なんてカラフルなんだ!!」


だったことを明確に覚えています。





空から見た町並みがもう、色んな色!

立ち並ぶ戸建ての家の壁や屋根がカラフル!


白黒の世界しか知らない子供が、

初めてカラーの世界を体験したかのような、

大げさではなくそういった衝撃を受けたことで、

40代になったいまでも、その時のガツンと来た興奮は、事細かに思い出せます。





そして、2週間ほどのファームステイで、

馬とか世話しながら、エアーズロックなんかにもいったりして、

満天の星空を眺めたりして、満喫しまくって日本に帰ってきたとき、

上空から日本を見て、


「モノクロだ。。。」


と心が急に沈んで外国が早速恋しくなったことも、とてもよく覚えています。





そういった、急激に大人に近づく多感な時期に、

海外へ親の付添なしで行かせてもらったことで、

海外で生活することへの憧れは、強烈なものとなり、

いま海外で生活をしていることと強く結びついているのです。





その体験は自分にとって色々な思考の元となり、

いい影響だったと思えたので、

自分の子供にも様々な世界を見てほしい。

大人に近づくその前に。


そう思って、子供のホリデーシーズンには、

必ず子供を連れて世界各国を旅しています。


時にはカラフルな国ではなく、

途上国にも連れていき、

決して家族旅行とは呼べないような、一般的ではない体験もさせてみたり。





この体験が、

彼らが大人になるときに、どんな影響を与えているのか、

全くわからないわけやけど、

何かひとつでも強烈な印象を与えるような旅であったらいいなと思う。





彼らは時代のおかげでキレイな映像であらゆる国を疑似体験できるけど、

実体験とは比べ物にならない、と自分の経験から言える。

五感全てでその国を体験できるような技術がそのうち出てくるだろうその時までは。


ree
秋のシンガポール。



2AC9FD50-42E1-4BEB-9373-8A74B9076748.JPE

自分にも40歳がやってきた。

We don’t stop playing because we grow old;

we grow old because we stop playing.

​​何かを始めるには良い歳だ。

© 2019 Time to move on. - 40歳がやってきた

bottom of page