転売並みの価格差(059)
- K

- 2020年4月2日
- 読了時間: 3分
COVID-19のおかげで、
シンガポールでも買い占めはちょくちょく起きていて、
スーパーの棚がスカスカだったり、
オンラインショッピングでも品切れがあったり、
配達員がいないのかオーダーが多すぎるのか配達日が全て埋まっていて、
実質オーダー不可能になっていたりとか。
欧米諸国のニュースを見る限りシンガポールはまだまだマシで、
物資もすぐ補充されたりで壊滅的な状況ではないものの、
状況や制限も徐々にきつくなってきている。
職場と学校以外での10人以上の集まりがダメ、
映画館や劇場、カラオケやクラブやディスコなど、バーやエンターテイメントが営業ダメ、
16平米に1人以上の収容ダメ、
人と最低でも1メートル以上を確保しなきゃダメ、
塾もダメ、
宗教活動ダメ、
などなど、追加のダメが2020年3月26日23時59分から4月30日まで実施となった。
もちろん今はこれらを守るべきタイミングなので仕方がない。
外出禁止令がまだ出ていないことを幸せだと思わなければいけない。
で、シンガポールでの物資調達が難しくなってきているのももちろんだけど、
個人的に困っているのは、
米大手通販サイト「iHerb」やその他米系のサプリメント企業の販売サイト。
iHerbではビタミン類を中心にプロテインなども品切れが目立っていて、
1つの製品につき4点までしか購入できないように制限がかけられ始めたけど、
ものによっては品切れ状態が続いている。
その他お気に入りのサプリメント会社ではオーダーは出来たものの、
一向に「発送」にならない。
いつもならすぐにメールが来るのに、
こんな状況なのでメールも返ってこなくて、不安がつのる。
なんとかシンガポール国内で同様の商品が手に入らないものかと考え、
そういえば、以前某ショッピングモールのなかのサプリメントショップで、
その商品を見たことがあったなーと思い出して、久しぶりに訪れてみた。
その当時そのショップで買わなかった理由は、
値段が高かったから。
どの程度高かったのかまでは記憶にないしそんなに真剣にも見ていなかったけど、
とにかくiHerbの方が安いんだし、送料も無料なんだし、
iHerbで買えばいいやと思ってそれ以来訪れたこともなかった。
久しぶりに訪れたそのショップには、
当時と変わらずiHerbで気に入って買っているサプリメントやプロテインなど、
同一の商品がいくつか置いてあって、特に品切れもしていない。
にわかに喜んだが、実際買うとなると、iHerbと比べてどの程度高いのか、気になる。
さっそくその場でiHerbのアプリで検索。
。。。
。。。。。
2度見、3度見。
めっちゃ高い。
想像していたよりも遥かに高い。
iHerbと全く同じ商品で、
おおよそ全商品が、iHerbの2.5倍の値段です。
iHerbで買っても送料無料と考えると、実質それにタクシー代やバス代がかかって、
より一層高値です。
別にCOVID-19で値上がりしているわけでもなく、いつもこの値段とのことでして、
このお店は普段からiHerbの2.5倍の値段で売って、
買う人もいることで成り立っているということですね。
別に怪しいお店でもなんでもなく、
メジャーな某ショッピングモールに入っている立派なお店です。
買うのは諦め、iHerbの在庫復活を待つことにします。
この2.5倍の値段で購入する人のつもりが全く理解できず。。
どういうつもりで購入するんでしょうか。
iHerbと比べた時のメリットは、
今すぐその場で手に入る、のみですよね。
それ以外は、値段も労力もなにもかもデメリットしかないのに。
これがデジタル・デバイドというものなのか。
運動で気晴らし。


