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日本の大学が神対応ですごい(075)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2020年8月20日
  • 読了時間: 4分

先日、諸般の事情により、大学の卒業証明書が必要となった。


シンガポールで原本提出が必要。


期限は30日以内。





時は日本お盆真っ最中。


しかもコロナ騒ぎのおかげで、現在日本からシンガポールへのEMSは、


一時期改善されたのに今また3週間ほど届くまでに時間を要する。


(DHLなら数日で届く。

 ただし郵送物(食品や液体など)によっては受け付けてもらえないことがあるのと、

 今回は書類だから受け付けてくれるけど、

 値段が高いので普通は大学がもし海外郵送してくれたとしてもEMSだろう。)





多少の焦りとともに、


出身大学のHPを訪れ、証明書取得の流れを読むに、


「1-2週間の時間を要する」


との記載。





しかも、


「依頼は郵送でしか受け付けていない。」


との記載でメール対応はしていないとのこと。





と、


この時点で、単純に日数を足し算するともうアウト確定だ。







まいったなーと思って、


しかたなくとりあえず依頼書をダウンロードして記入していくも、


本人確認書類の時点で、どうにも前に進まなくなった。


証明書を大学が郵送する先の住所(国内)が記載された運転免許証等のコピーを、


提出する必要があるようだ。





国内に住所がない身としては、ここで行き止まり。


そこで再度HPを最後の方までくまなくチェックすると、


「海外在住の方はまずはメールでお問い合わせください。」


との記載を見つけ、


お盆で返信なかなか来ないだろうと思いながらも、


・大変急いでいる


・転送サービスの住所を使えないか


・友人住所に送ってもらえないか


・EMSでは間に合わないので転送サービスか友人に頼んでDHLで送りたい


旨を記載してメールをしてみた。


これが朝8時36分。





するとなんと、一時間も立たないうちに、


朝9時31分に返信が。


・お急ぎ了解


・友人住所でOK


・書類を友人にデータで渡し、友人がそれをプリントして郵送してくれればOK


・委任状だけ書いて


とのこと。


お盆にこの鬼速のレスは一体どういうこと?休んでないのか?





とにかくなにかと融通が効くじゃないかすごい、と思って早速友人に依頼。


そして友人が色々用意して翌営業日(月曜日)の午後に大学宛に郵送してくれた。


おそらく郵送した翌日(火曜日)に大学に届いたはずだ。


そして郵送すると同時に、


「たった今友人が郵送しました」とメールをしたのが、13時59分。





すると、14時7分に、


「了解しました」「届いたらすぐ発行します」との返信が。


返信早すぎ、仕事できすぎ、

その職員さん会ったことないけど隠しきれない有能っぷり。






そして水曜日の午後。


友人から連絡が。


ポストに大学から書類が届いていた、と。


早すぎ。




しかも、


驚いたことに、消印がない。


ということは、郵送より早くするために、わざわざ友人宅へ手投函してくれたということか。





発行に1-2週間かかる、との記述があったのに、なんと1日で発行してくれた、ありがたい。


そして郵便屋さんをすっ飛ばして、自分の足で届けてくれた大学職員の方、


なんというお気遣い、頭が上がらない。


やはり日本ってすごい、その優秀さ、その気遣いが五大陸に響き渡るのも納得だ。





---------





一方、シンガポールはというと、


そういう点ではもう全然だ。


郵送に関してはもう諦めている。


AmazonやLazadaでさえ、遅延など当たり前だし、


開けたら違う商品、開けたら商品足りない、


在庫あり、になってたから注文して、決済も終わったのに、


その後「在庫がないから1週間待って」という連絡が来るなんてざらにある。


もちろん1週間待ってもだいたい届かず、


連絡すると「私達も待ってるんだ」「メーカーが遅いんだ」ということになる。





先日もプリンターインクが残量あるはずなのに調子悪くなり、


いつもなら店舗へ買いに出向くとこだが、


コロナ騒ぎで買い物もなかなかに面倒なので、


Amazonで探してみるも、ない。


割と新型のプリンターであり、そのインクの取り扱いがない、という時点で、


日本ではありえないが、


続いてLazadaを探してみると、


2店ほど扱っているところがあったので、発注。




決済も終わったところで、連絡が来て、


「ブラックとイエローは送るけどシアンとマゼンダは在庫ないわ」


と。


よくあることだ。






「すぐにメーカーから入手するからちょっとまって」


とのことなので、シアンとマゼンダを待つこと1週間。


なんの連絡もないので、こちらから連絡すると、


「まだメーカーから来てない」といつもの感じ。


「もうちょっとまってね」というので待つことまた1週間。


もちろん連絡ないので、こちらから連絡すると、また同じ返事。





そしてさらに10日ほど待って連絡ないので連絡すると、


「メーカーの在庫もないらしい。XLサイズじゃなくて通常サイズならマゼンダとシアン送れるよ」


と返事が来たので、


「もう普通サイズでいいよ、でも差額返してね」 と諦めて相手の意見に賛同すると、


「返金できないから、通常サイズのマゼンタ2つとシアン1つでどう?コストカバーできるよね」


だと。





特に驚きもないし、慣れているので怒りもない。


これがこの国の今の普通だ。


1ヶ月近くマゼンタとシアンが届かない間待てるわけもなく、


結局店舗へ買いに行ったのは言うまでもない。



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National stadium。







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自分にも40歳がやってきた。

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