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ボタニックガーデンでサンドフライ(107)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2022年5月10日
  • 読了時間: 4分

結論としては、タイトルにあるとおりだが、

サンドフライにはいますぐ絶滅してほしい。



もともと、自分は虫自体大嫌いだ。

でも、地球の役に立っている虫さんもたくさんいるので、

絶滅してほしいとまでは思わないし、こちらが避けてればいい話だ。


例えば、ハチとかは、

花粉を運んじゃうので、危険な針を持っていても地球にいる理由があるだろう。

1回ハチに刺されたあとにハチアレルギーを有してしまったら、

2回目刺されると死んでしまう恐れもあるらしい。

なんて恐ろしい、と思うが、ハチアレルギーを有してしまう確率は1-2%とのことなので、

それは許容範囲のリスクといえるかもしれない。


なんかは、ずいぶん絶滅してほしい部類に入る。

何がおかしいって、血を吸わせてあげているのに、こちらにかゆみを与えて去っていく性根の悪さ。

さらにシンガポールにはデング熱というものが流行る時期があり、

その時期は蚊に刺されることは命の危険まである。

特に2回目は重症化するケースがあり、非常に危険とされている。

シンガポールではしばしば殺虫剤が大々的に撒かれるし、

ボルバキアプロジェクトといって蚊の卵を付加させない細菌持ちの蚊を飼育して放ったり、

国を挙げて対策をしている次第だ。

蚊が絶滅しても地球にとって悪いことはないんじゃないかと思うけど、

自分は幸運なことにまだデング熱を発症したことはないので、個人的な絶滅してほしい1位ではない。



個人的に、絶滅してほしい世界1位は、サンドフライ

個人的に、だが、圧倒的な差をつけての1位は、サンドフライだ。

日本ではブヨとかブユとか言われるやつだ。

総合してサンドフライという俗称の害虫だ。

名の通り見た目はハエだが、めちゃめちゃ小さくて正直それがいたのかどうかわからない事が多い。

虫は嫌いなので画像は控えるが気になった人はググってみてほしい。



サンドフライの嫌すぎる特徴

このミリレベルの小さなハエ、サンドフライの嫌すぎる特徴を上げていく。


  • 気持ちのいい芝生の公園の、涼しい朝夕に大量発生

  • 気持ちのいいビーチで大量発生

  • 大量発生ゆえ刺されるときはひとつやふたつではない

  • 足や手が赤いぶつぶつだらけになるほどの数

  • 抗体がないうちは死ぬほどかゆい、蚊どころではない

  • 2週間、いや1ヶ月くらいかゆい

  • 赤いぶつぶつも2週間、いや1ヶ月くらい治らないのでみるだけでもかゆくなる

  • 刺された中心部は痕が残ることがある

  • すぐに症状が出る人もいれば1日2日後に出る人もいる

  • 公園に入ってすぐ虫除けスプレー全員していたのに、刺される

  • 薄い服やピチッとした服の場合、服の上からでも関係なく刺される

  • 何も悪いことはしていないのに、刺される


おっさんの手足のぶつぶつなど気持ち悪いだけなので写真は控えるが、

気になる人はググってみてほしい。


自分は過去に2度ほど、シンガポール以外でサンドフライの被害にあったことがある。

1度目はミャンマーだ。

これはある意味仕方がない。

衛生上、避けれるレベルではなかった。

短パンだったので、肌が出ているところ全部を大量に刺され、

もう見たら目を背けてしまうほど、グロい両足が出来上がってしまった。

シンガポールに戻ってからも一向に治らず、1ヶ月近く赤いぶつぶつのまま過ごした。


2度目はベトナムだ。

これは綺麗なビーチでのことだ。

何も悪いことはしていない。

商談相手に誘われて綺麗なビーチで食事をしただけだ。

肌の出ている部分を見事にやられたが、このとき、すでに抗体があったからか、

症状が出たのは1日後、しかもかゆみはかなりマシだった。

ただし、赤いぶつぶつはやはり1ヶ月近く治らなかった。


そして、3度目がいま。

シンガポールで絶賛かゆみと戦い中だ。

もちろん今回も悪いことは何もしていない。

ただただ、コロナ規制が緩和されたので、友人家族と夕方のボタニックガーデンで、

ピクニックをしていただけだ。

確かに前日の雨で芝生は湿っていたけど、

晴れていたので綺麗な芝生の上でたくさんの人々がピクニックを楽しんでいた。

木陰だったし暑さも控え目で快適だった。

このように。

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大きめのミズオオトカゲがのっしのっしと公園を横切り、

人々がそれをビデオにおさめたりと、平和そのもの。

夜になったら更に涼しくなって、パラパラとまだピクニックしてる人がいた。

このように。

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広大な植物園「Botanic Gardens」。ユネスコの世界遺産。

こんな綺麗な芝生の公園で、

まったく皆に気が付かれることもなく、

大量のサンドフライは、まさに、そこに、いたらしい。


早かった人はその日のうちに、遅かった自分は翌々日に、

肌が露出していた部分が赤いぶつぶつだらけになった。

さすがに3度目だからか、かゆみは皆よりずいぶんマシだったけど、

運動して汗をかいたりすると猛烈にかゆい。

なにより赤いぶつぶつを見てるだけで視覚的にかゆくなる。

少しでもかくと赤い腫れが大きくなり、中心部に芯のようなものができてしまう。

かゆみが我慢できない人は、ステロイドを塗ったり、ヒスタミンを飲んだり。

この状態が2週間、いや1ヶ月近く続くのかと思うと、

かなり憂鬱になるし、

なんで何もしてないのに刺してくるのかと思うと、

もういますぐ絶滅してほしい













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自分にも40歳がやってきた。

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​​何かを始めるには良い歳だ。

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