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死に抗うために飲んでるサプリ(077)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2020年9月13日
  • 読了時間: 3分

何度か書いているように、

死ぬことに並々ならぬ恐怖を持っている自分としては、

全力で死に抗っている。


何が怖いかというと、絶対に死ぬということがまず怖い。

致死率100%の病に、生まれた瞬間からかかっているようなものだ。

なので、普段は考えないようにして毎日をとにかく楽しくすごすように心がけている。




以前書いたように、

長寿というキーワードで有効な成分が発見されたりすると、

すぐ検討に入り、飛びついてしまう。




この以前飲んでいたNMNというサプリもしかり、

これら長寿系サプリの難点は、

飲んでいてもさっぱり効果が体感できない点と、

これらサプリが非常に高価な点だ。


結果長生きした、と体感するのはずいぶん先だろう。






NMNが長寿サプリと言われるゆえんは、

NADを増加させるとされているからだ。





・・・・・


NAD(ニコチンアミド・アデニン・ジヌクレオチド)は細胞の健康維持に必須の物質で、

加齢や代謝ストレスなどで減少することが証明されている。



このNADを継続的に生合成していくには、

NAD前駆体を食事として摂っていく必要がある。



前駆体には、トリプトファンやビタミンB3などで、

ビタミンB3ファミリーとして、

NR(ニコチンアミド・リボシド)、NA(ニコチン酸)、NAM(ニコチンアミド)、

がある。



しかし、

たとえばトリプトファンからNADに転換されるまでに8つの酵素段階を経る必要があって、

なかなかに効率が悪いらしい。



ビタミンB3ファミリーの中では、特に

NR(ニコチンアミド・リボシド)を摂取することで、

NAやNAMより効果的にNADを増加させ、加齢に抗える可能性がある、

という証拠が増加しているらしい。



しかもNRは、NAサプリと違ってナイアシンフラッシュを起こさないということで、

安心感もあるそうだ。


・・・・・




などと難しいことは読み流しでいいとして、

結局、NR(ニコチンアミド・リボシド)の摂取が重要で、

それは、天然には牛乳に微量に含まれているらしいけど、十分な量を摂取するには、

一日に牛乳がぶ飲みしても到底全く足りないということだ。





で、このNR(ニコチンアミド・リボシド)がリン酸化して、

NMN(ニコチンアミド・モノヌクレオチド)が生成され、

その後、NMNがNADに転換される。




となると、NAD増加のためには、

NRよりNMN摂るほうが近道なんじゃないのか、

ということで、数年前からNMNサプリメントが市場に出回っていたわけで。




それをもれなく購入して飲んでいたわけだけど、

ここでいくつかの問題点が指摘され始めた。





まず、NMNの安全性と有効性は人間の臨床試験では確立されていないらしい。


そして、NMNは輸送体の助けがないと細胞内に入ることができず、その輸送体はまだ未発見。


さらに、NMNがNAD合成を助けるには細胞外でNRに転換されなくてはならないとかなんとか。





ということで、NMNなのかNRなのか、

どっちがNADレベルを高めるのに最適か、という勝負は、

どうやらNR(ニコチンアミド・リボシド)の勝利だそうだ。




しかも、なによりも、

NMNはアホみたいに高額だけど、

NRは家計に優しい価格帯である。




そこでNRサプリを探していたところ、

Tru Niagenというサプリが良いと複数方面から聞きつけた。



Niagen®はFDAに安全性が認められて認可されているNR(ニコチンアミド・リボシド)で、

経口投与可能、NADレベルを増加させることが臨床的に証明されているそうだ。





そんなわけで、

全力で死に抗っている自分としては、

2020年が始まってから、NMNもTAMもストップして、

このTru Niagenを飲んでいる。





例によって、体感は全く無い。


だが続ける。


これを超えるものが出てきたら躊躇なく乗り換える。


そういうことだ。



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体感のしようがない長寿サプリ。











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自分にも40歳がやってきた。

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