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運動もビジネスも初速が肝(134)

  • 執筆者の写真: K
    K
  • 2023年3月24日
  • 読了時間: 3分

最近シンガポールもよく晴れてくれる。

毎日毎日一日中雨が降ってた先月までとはうってかわって、

もはや地中海に来たくらいのレベルで快晴をぶちかましている。

まぁもちろん、地中海のそれとは違って癇癪持ちのシンガポールの天気は、

夕方にもなれば爆発かと思うほどの雷音とともに、

恐ろしいスピードで暗雲たちこめ、一瞬で崩れていくわけだけど。


とはいえ、早朝は概ね、抜けるような快晴だ。

日頃、部屋に引きこもっている人ですら、

ちょっと外へ散歩しようかと思うほどの、気持ちの良い快晴だ。

大きめの公園などに行けば、もう草木の緑と空の水色のコントラストが美しすぎて、

そこに熱帯特有のマイナスイオンの匂いと、野生の鶏やリスやカワウソも相まって、

なにか素晴らしい1日が始まるような気持ちにすらさせてくれる。


そんなわけなので、

雨季になかなか出来なかったロードバイクを再開し始めた。


相変わらず早朝のロードバイクは爽快かつ健康。

ポイントとしては、空腹状態で乗ることだ。

これはロードバイクじゃなく、たんなる散歩でもランニングでも一緒だが、

空腹状態で軽く運動することで、脂肪を燃焼してエネルギー消費してくれるため、

これを習慣にするだけで痩せていく。

太っている人であれば、以前書いたように、これに16時間ファスティングとケト

ここまでやればはっきりいってもう太れない。

ケトが無理ならケトじゃなくてもいい。

なんせ16時間ファスティングと朝の空腹時の軽い運動だけでも太れない。

もちろん、空腹時に運動すると筋肉も落ちてしまうという指摘はあるが、

フィジーク選手とかではない自分としてはその程度は良しとして、

筋トレでまた増やせばいいと思っている。

むしろ、これを続けると痩せ過ぎてしまうため、

健康的に太るために、週末はファスティングもカロリーもなんにも気にしない日を作っている。

週末は家族と食事をすることが多いし、友達家族に呼ばれてみんなで食事をすることが多いからだ。

週に5日程度、16時間ファスティングやケトやどをし、

週に1-2日は何も気にしない

この程度の抜け感が自分にはぴったりと合っている。


話を戻すと、

そんな朝のロードバイク時に、思うことは、

初速が肝心だということ。

いつもスタートする山道で、最初にダラダラと時速20キロくらいで始めてしまうと、

なんかずっとその感じになってしまって、正直時速25キロくらいでも、

足のだるさを感じてしまったりするものだ。

でも、最初に時速30キロくらいまでぐっと踏み込んでしまえば、

一瞬のだるさはあるがその後すぐに、それが当たり前化して、

時速30キロ程度で山道を行くことになんの疲れも感じなくなる。

むしろ気持ちいい。

実に不思議な現象だが、感じる披露を毎日計測するにこれは事実だ。


要は初速によっては、時速25キロでだるく感じてしまうこともあれば、

時速40キロ出してもイケる感じのパターンもありで、

「最初が肝心」とはよく言ったものだなと痛感する。

無理やり基準を作る、みたいなもんだ。


これはビジネスでも同じだ。

最初にダラダラっと始まったビジネスは、ほんとタバコの煙が消えていくが如く、

すーっと終わっていく。

でも最初に気合い入れて始まったビジネスは、なんかそれが基準となり、

トルコアイス並の粘りで継続されることが多い。


これは子供の宿題とかでもよく見受けられる。

ダラダラっと始まった宿題は全く頭に入ってないレベルでダラダラと終わるし、

「よっしゃ!」と始まった宿題はなんかシャキッと背筋も伸びて走りきってる感がある。


だから、最初の部分だけでいいんだよ、と。

最初の踏み込みで力使い果たす心配とかはしなくていいんだよ、と。

そこで気合い入れてスタートしてしまえば、なんの法則かは知らんが、

なんかそのままのスピードで、疲れ知らずに、走りきれてしまうものだ。



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Upper Seletar Reservoir Park。対岸はシンガポール動物園だ。




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自分にも40歳がやってきた。

We don’t stop playing because we grow old;

we grow old because we stop playing.

​​何かを始めるには良い歳だ。

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